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変わり者の記録

転勤族の変わり者が自由に書きます

お花。

今月頭に義祖父が亡くなった。

去年末に病気がみつかり危ないかもしれない、と義母から夫に連絡がきた。

年明けに帰省する予定だったのでその時に会いに行こうと決めていたんだけどわたしの妊娠がわかり、体調が悪くキャンセルすることにした。

なんとかもってほしいと願っていたけど会えないままになってしまった。

体調が悪かったので、連絡がきた次の日に夫だけ地元へむかった。

夫側の親族のお葬式には未だ参加したことがなくどのように行われるのかわからず、妊婦が参加するのも地域によって違うようなので参加しないことがとても失礼にあたったら申し訳ないと思っていたけど、

義母が『絶対にきちゃだめよ!!』と念を押してくれたこともあり、行ったところで絶対使いものにならないと確信していたので行くのを諦めた。

 

義祖父、つまりおじいちゃんは本当にいい人で年々弱ってきてはいたけど、会いに行くといつも笑顔で迎えてくれた。

結婚して5年、短い期間だったけどわたしはおじいちゃんが好きだった。

おじいちゃんが大好きな夫からおじいちゃんの話を聞くのも好きだった。

帰ってきた夫はいいお葬式だったと言って、空港で買ってきてくれた駅弁を食べながらぽつぽつとおじいちゃんのことやお葬式のことを話してくれた。

 

残念ながらわたしは今まで自分側の親族のお葬式で「いいお葬式」というものに参加したことがない。

何故かみんなイライラしていたり、直近であった父方の祖父のお葬式では遺産でもめていて葬儀が終わるまでに怒鳴り声を何度聞いたことか。。

これでは死人も報われない、と思った。

 

なので、親族のお葬式で「いいお葬式だった。」と言える人と結婚することができてよかった。

おじいちゃんがいなかったら夫はいなかったので感謝しています。

いつだかお坊さんから亡くなった方が一番悲しむのは忘れられてしまうこと、という話を聞いたことがある。

わたしはおじいちゃんのことを忘れないようにしよう。

会いに行けなかったことを後悔していて、おじいちゃんがみてくれたら、と妊娠してからしばらくやめていたお花を飾るようにしている。

どんな小さなものでも安物でも一輪でもいいから飾る。

そうやって、おじいちゃんはみてくれているといいねと夫と話して、おじいちゃんのことを忘れないようにしている。

無事に産まれる保証なんてなんにもないんだけどおじいちゃんに子供を会わせたかったな、とはおじいちゃんのことを思い出すと同時に思ってしまう。

ああ、会わせたかったな。