変わり者の記録

転勤族の変わり者が自由に書きます

今更ながら出産の記憶のキロク3

分娩台にのぼり、なんかいろいろと器具を装備させられる。


今まで会ったことのない先生登場でーす。
この時間はこちらの先生が担当のよう。
ちょっとハンサム…にみえた。
もう産むぞ!!って時にそんなどうでもいいことを考えている。


先生も助産師さんもわたしが足をのせてる台に寄りかかって陣痛の波がくるのを待っている。
人のおまたをじ~~と見つめている。。


それがお仕事なんだとはわかっているけど、状況がよく飲み込めなかった。
というか、ほとんど寝ていないしもう力が入らなかった。


なかなかうまく力めないでいると
赤ちゃんの状態が危うくなってしまい、
金属の器具を入れて、赤ちゃんの頭を引っ張る鉗子分娩になった。


器具は母親学級で一度見たことがあり
こんなもんでとりだすのか~と思っていたまさにこんなもんで引っ張ることになってしまった。
結構デカい。


ちょっとお手伝いしますねー!

の先生の声で、ジョキジョキ切られていく。
その前にもう何度か切られているのにまだ切る。
切る。切る。切る。
まぁそりゃ器具入れなきゃいけないんだから、ね。


経験者から陣痛が痛すぎて切るのは痛くないと聞いていたけど
フツーに痛かった。
おいおい!切ってるのわかるし、いてぇよ!!!
て言いたくなるレベルの痛さ。
結局8ヶ所は切られたと思う。


されるがままに
8時18分、
無事に娘が誕生。


ちゃんと息をしてる。
それを無事に確認できてほっとした。

感動でいっぱいかと思いきや
そのあとの処理が長くて痛くて
そんな感情は後回しになってしまった。


へその緒がズルズルと出てくるとことか
お腹を押して胎盤を出すのとか
縫合とか
ぜーーーーんぶ痛かった。


陣痛の時も痛いとかまだかとか1度も言わなかったけど
産むと弱気になるのか
『痛いです…。まだですか…』
と言ってしまったのを覚えている。

助産師さんに
「赤ちゃんのほうみて楽しいことを考えましょう!」
と促されたので、相当まじまじと処置を見ていたのかもしれない…。

赤ちゃんをみていたら幸せホルモンがでて痛くなくなるのか?!
と、期待して
じーーーーっと我が子をみてみたけど
そんなこともなく、ただただ痛い。


先生、まだ慣れていない様子で


「ごめんね、痛いよね。
もう終わるからね。
あと15分で終わるからね。」
と、申し訳なさそうに言っていた。
15分では終わらなかったんだけども。

産んだ直後、
縫合などの処置が終わった時、

「おめでとうございます!」
と、ちゃんと目をみてニコニコ言ってくれたいい先生だった。



処置が終わるとサバ定食の夫が入ってきて
お疲れ様、と言葉をかけてくれたんだと思う。
たぶん。


娘に初めて会った時
夫はどんな反応をするのか気になっていたけど
特に泣いたりもせず
娘にも頑張ったねーと
声をかけていたような気もする。



わたし自身、どんな感情になるんだろうかと気になっていたけど
わりと冷静だった。


あ、産めた。
うん、生きてる。
おまた、痛い。。


そんなふうだった。

もっと感情を感動の方向にシフトしてもいいのではないか?と思うけど
これはこれでわたしらしい。


痛いとばかりしか書いてないけど
まぁ、今思い返して痛かったことが強く記憶に残っている…。


こんな感じで
娘と夫とわたしの生活が始まりました。


読んでくださった方、ありがとうございます。