変わり者の記録

自由に書いてます

長々と。

ここのところ、夫の帰りが遅い。

寝かしつけの後に家事をしながら、ストレッチをしながら ドラマがみられるこの時間が非常に嬉しい。

遅くまで仕事を頑張っている人にこんなこと言うなんて鬼みたいだけど

適材適所、ということで、 わたしはわたしでワンオペでどう乗り切るのか日々戦略を立てている。

あまり園では泣いたりしない娘が珍しく、園で泣いてしまった、と話してきた。

確かに最近家でもよく泣いていた。

思い通りにいかなかったり、何度言っても聞かなくて怒られたことだったり。

そんなことが何度か続いた。そして園で泣いたとの報告。

しっかりした子に見られたい娘は、時々無理をする。

キャパを超えてしまい、疲れてしまい、わーっと泣いたりする。

そして熱を出したり、体調を崩したりする。

これはサインだったのかも知れないと思い、自分から話してくれるうちに、と

少し疲れてると思うから、お休みするかお昼前にお迎えに行こうかと提案したら

半日を選んだ。園に行きたくないわけではなくて安心した。

迎えにいくと、担任の先生から昨日泣いたことで娘のいないところで話があった。

娘から聞いたよりも、結構な感じで泣いたようで先生も普段ないことだから報告をしてくれた。

少し気持ちがザワザワするような時は夜泣きをする、と面談で話していたのでそのことを覚えておいてくれて

夜泣きは大丈夫でしたか?と聞いてくれた。

どうしようどうしようと心配だったので、味方がいるようで泣きそうになってしまった。

 

ずっと1人で娘をみていて、夫は戦力にもならなくて、

育児のやりたいところだけやってればいいことが腹立っていた。

 

年少の時、園に行きたくないということが度々あった。

何が嫌なのかもまだ上手く話せない年齢で、担任の先生に相談しても

考えすぎた、と相手にしてもらえなかった。

初めてでわからなかったわたしは先生がいうままに

連れてきちゃえば大丈夫だから、体調悪い以外でお休みさせないでください、と言われ

なんとか通わせることを選択してしまった。

モノで釣ったり、なんとか気持ちを盛り上げたり。

 

育児をしていく中でこの子は無理をしすぎると体調を崩すし、わーっと大きく泣いたりするのはサインなんだとわかった時に

だんだんと後悔に変わり、行きたくないと言われた時は無理に行かせないことにした。

この先小学校に通うようになった時、自分の心と体を守る、という意味で慣れておいても良いかな、と思ったから。

何を言われてもいい、行きたくないと言われたら行かなくていい、と言えるようになろう。

過去を振り返った時、無理して通わせられた、と残ることの方がよくないと思った。

 

学年が上がり、担任の先生が変わってからは相性が良かったのか

行きたくないと言われることはなかった。

体調を見ながら半日で迎えに行ったり、心と体をバランスを保っていた。

 

何が言いたいのかというと、

給食を食べずに家で過ごしたのが楽しかったのか

明日も給食を食べないで帰りたい、と言われた。

わたしが働いていたら、お仕事頑張ってくるから一緒に頑張ろうよと言えたのだけど

そうではない。

しかし、いない間に病院に行ったり、したかったのだよ。

明日は病院に行きたいんだー、と娘に話すと

初めてみる強張った表情をして、一点を見つめて

「、、、、うん。じゃあ頑張らなくちゃ。」と言った。

これはよくない。

他にも色々話して、楽しいことを見つけて給食も食べてくると納得したのだけど

寝かしつけた後、わたしはまた同じことを繰り返していないかな、とものすごく落ち込んだ。

娘の意思に反することをしていないだろうか。

なんでまたモノで釣ったり、頑張らせることを選んでしまったのか。

 

朝起きて、第一声が

「給食食べないで帰りたい。」だった。

もうこれは受け入れるしかない。

いいよ、病院は明日もいけるから大丈夫だよ、と話すと笑ってくれた。

 

少し無理しちゃったのかな。ゆるく過ごそう。何を言われてもいいよ。

あなたが笑顔で過ごせるなら。

 

わたしは小さい時、ものすごく打たれ弱い子だった。

勉強ができたり、先生に褒められるタイプではあったけど

小さいことで落ち込む子だった。

姉はそういうタイプではなく、勉強は苦手だけど人からの評価も気にせず

怒られてもケロっとしている子だった。

父はそんなわたしを、そんなことで、と言ってとりもってもらえなかった。

もっと心を丁寧に扱ってほしかった。

もっとわたしの話を聞いてほしかった。

そういうことを経験したから、娘の心は丁寧に見てあげたいなと思う。

 

くよくよしてても、メソメソしてても子は成長するし、わたしは歳をとる。

 

大丈夫。

笑顔で迎えに行ってこよう。