料理は好きなほうだと思ってました。
が、しかし、ここ数年はもはや苦行。
手間隙かけて、食べるの一瞬。後片付け大変。
みたいなのが割に合わなくなってきた。
ここ数年、わたしは次から次へとやることに追われている。
食事中だって、決してゆっくりできるわけではない。
常に戦闘モードなわけで。
そんなわけで、料理だって闘い。
だから、そんなんはチャチャッと片付けたいんだ。
娘は野菜が苦手。
スープに入れたり、細かく刻んで何かと混ぜてみたりするけど
うーん、うーん、、とモヤモヤした顔をしながら結局は最後まで野菜が残っている。
親も子もしんどいよね。
が、しかし
最近は夏野菜をトマト缶と煮たものなら食べるっぽいブームがきている。
ちょっと前までは食べてくれなかったのに。
一度作ったら食べてくれて
次の週は何にしようかと考えたけど
レパートリーが無さすぎるから
もう同じでいいや、とトマト煮(我が家ではそう呼んでいる)を作ったら
どうやら毎日食べても飽きないらしい。
たくさん作るので4日ほどは続く。
飽きたかなぁと娘には違うものを出すと
ねぇ？トマト煮は？？
まさかのリクエスト。
ありがたやー。
お世話になったトマト煮もカラとなり、冷蔵庫も、すっからかん。
さて買い物に行こう、何を買おうかな、、とチラシをみながら考えていると
娘が寄ってきた。
何作ろうか考えてるんだーと話すと
ねぇ？
トマト煮は？？？
取り憑かれてしまったらしい。
が、楽には楽なので
わたしは求められるかぎり、トマト煮を作り続けようと思う。
何も考えなくていい。
それがいい。
お肉やお魚は、片栗粉を振って焼いて、市販のタレで味付ける。
簡単。
そうしておけばみんなが食べる、我が家の平和メニュー。
何も考えなくていい。
それがいい。
さぁわたしはまたトマト煮をせっせか作って、
空いた時間でぐーたらするんだよ。
すべてはぐーたらのために。
